金属アレルギーが出ない結婚指輪の選び方
「金属アレルギー体質でも安心して
身につけられる結婚指輪を作りたい」
「赤ちゃんが、金属アレルギーになったり、
肌荒れの時でも着けたまま抱っこできる
安全な指輪を作りたい」
金属アレルギーは、避けられるなら、なるべく避けたいものです。
私が、この金属アレルギーでも安心して着けられる指輪の研究開発を始めたきっかけは、私が当時一番大事にしていた女性が(今は妻です^^)、金属アレルギーの症状に苦しんだことでした。
ですので、このコラムを見つけていただいた方にも役立てていただけるように、今日は、私が18年に渡って積み上げた金属研究の実績と知識を元に、金属アレルギーにならない指輪の選び方をお伝えしたいと思います。
この記事は、これまでの研究の積み重ねを、加筆修正を何度も重ねながらギュッと凝縮してまとめたものです。
長い文章にはなりますが、どんなに金属アレルギーがひどい方でも、アトピーなど過敏な肌の方であっても、安心して着けられる指輪は実現できますので、きっとお役立ていただけるはずです。
目次
- 1 金属アレルギーは、なぜ起きるのか?
- 2 金属アレルギー対策のポイントは金属の種類を選ぶこと
- 3 開発に対する強い想い!金属アレルギーの妻のために、絶対安全な指輪を作りたい!
- 4 避けるべき金属=イオン化しやすい金属
- 5 パラジウムの金属アレルギーが非常に多い!プラチナの指輪にも歯科金属にも含まれています。
- 6 絶対に金属アレルギーを避けたい方は、タンタルまたはハフニウムを
- 7 コスト度外視で考えてみる。究極を求めて
- 8 金属アレルギーが完全に出ないタンタル
- 9 金属アレルギーの心配がない上に、プラチナに近い見た目のハフニウム
- 10 口コミから始まって、テレビや日経新聞にも取材いただいて大人気に!
- 11 18年の実績。デザインも自由自在です。
- 12 金属アレルギーの方におすすめの素材【8選】を、手に取ってご覧ください。
- 13 特殊な鍛造技術でサイズ直し可能。一生大事にできます。
- 14 タンタルやハフニウムならメンテナンスフリー・ストレスフリー
- 15 あなたの理想を100%叶えます。
- 16 このコラムの執筆者
金属アレルギーは、なぜ起きるのか?
金属アレルギーの根本的な原因は、現代の医学でも見つかっていません。
専門書を調べ、文献や論文を読んでも、
”金属アレルギーとは、人体のタンパク質が金属イオンによって変質しアレルゲンになって、そのアレルゲンに人体の免疫が過剰に反応している状態”
のように説明されています。
現象の説明はそのとおりでしょうが、ではなぜ過剰に反応してしまうのか?ストレスなど心理的な原因なのか?摂取した金属が一定量を超えたから、とか、原因そのものの明確な理由は、諸説あって明らかにはなっていないのです。
わたしもこの金属アレルギーに関する研究開発をはじめた当初
彼女の金属アレルギーを”根本から”直してあげられる方法はないものか?
と思って調べていたので、原因が不明ではどうしようもないな、という印象を受けたのを覚えています。
西洋医学以外の分野も調べてみて、漢方や鍼灸などの東洋医学のアプローチで金属アレルギーの体質を改善する方法や、暗示や催眠を使った心理学的なアプローチなどにも研究を広げました。
しかし、体質改善しても、しばらくして元に戻ってしまう可能性があることや、出産を期に体質が変わって反応が出やすくなる方がいたり、年齢を重ねると共に金属アレルギーは軽くなるよりもむしろ反応する金属の種類が増えてゆく傾向にあることなども知りました。
また、金属アレルギーは、他の食物アレルギーなどでは有効な、少しずつ摂取して慣らす「減感作療法」は効果がないとされています。
金属アレルギー対策のポイントは金属の種類を選ぶこと
そんな原因が分からないものに、どうやって対策するのか?
という声が聞こえてきそうですが、金属アレルギーの原因になる金属を取り除くことで、症状はなくなります。
つまり、反応が出てしまう体を治すことは出来ないが、反応する対象を取り除くことは出来るということです。
ポイントは、金属アレルギーになる要素を排除すること。
人の肌は、身に付けた金属が溶け出しやすい環境になっています。
汗の中に含まれる塩化物はじめ、多くの種類のアミノ酸やタンパク質、ほか大気中のNOXなども混ざり合って、強力な混合酸が発生しているからです。
そんな、なんでも溶かす体液に触れて、ほとんどの金属は不安定になってイオン化し、金属アレルギー反応を引き起こしてしまうのです。
したがって、金属アレルギーに対応するには、金属を身に付けないか、あるいは強力な酸に触れてもイオン化しない金属を選ぶか、どちらかしかない、ということが言えます。
開発に対する強い想い!金属アレルギーの妻のために、絶対安全な指輪を作りたい!
この金属アレルギーにならない指輪を開発したきっかけは、私が当時一番大事にしていた女性(今は妻です^^)が、金属アレルギーに苦しんだことです。
ジュエリーが大好きなのに、金属アレルギーがあって、着けられるものがほとんど見つからない。デザインが気に入っていたジュエリーも着けられなくなってしまった。ということを聞きました。
それで、金属アレルギーの心配がない指輪を作って彼女にプレゼントした時、
「これって、すごいことだよ!!」
「世の中には、同じように悩んでいる人がいっぱいいるから、もっとちゃんとやったほうがいい!」
と言われました。
このプレゼントはプロポーズでもあったわけですが、図らずも、一緒に会社を作って共に人生を歩み始める第一歩になりました。そして今にいたります。
だからこそ、
どの金属が金属アレルギーの原因になりやすく、どの金属が安全なのか?
そして、絶対に安全と言える金属はあるのか?
この研究開発テーマに情熱を傾け、化学の知識と、医療の分野の知識、専門家の意見、これまでの統計の裏付けなどなど、ジュエリーの世界だけでなく分野を横断して広く、深く、そして体系立った知恵が確立されました。
避けるべき金属=イオン化しやすい金属
まず、避けたほうがいい金属からお伝えしてゆきます。
宝飾品の素材で金属アレルギーになりやすいものを、順番に挙げると、
一番金属アレルギーになりやすいのが、
- ニッケル
- コバルト
- スズ
- 水銀
それから、過敏な方は避けた方がいいのが、
- パラジウム
- クロム
- 鉄
- アルミニウム
- 銅
そして、アレルギー反応が起こりにくいのが、
- ルテニウム
- プラチナ
- イリジウム
- 銀
- 金
というふうに続きます。
これは、つまり、大まかにイオン化傾向の順番です。中学校の理科の授業で習ったことを覚えている方もいるかと思いますが、イオン化しづらい金属=金属アレルギーになりづらい、ということです。
パラジウムの金属アレルギーが非常に多い!プラチナの指輪にも歯科金属にも含まれています。
こうやってイオン化傾向の順番を見ると、金やプラチナならば安心、というように見えます。たしかに金もプラチナも純粋な状態では金属アレルギーの心配少ないです。しかし、世の中に宝飾品として出回っているプラチナや金というのは、合金(ごうきん)であるという点に注意が必要です。
合金というのは、違う種類の金属同士を混ぜ合わせて作った金属です。
例えば、宝飾用のプラチナ900という合金は、パラジウムを10%混ぜて硬くしたプラチナとパラジウムの合金です。
また、宝飾品として一般的な18金ゴールドは、銀を12.5%、銅を12.5%混ぜている金と銀と銅の合金です。
ですから、プラチナ900の金属アレルギーの起こりやすさは、混ぜられているパラジウムと同等。18金ゴールドの金属アレルギーの起こりやすさは、混ぜられた銅と同等ということになります。
パラジウムは、金属アレルギーの血液テストを行なうと、約半数の方に陽性反応が出るほど金属アレルギーになりやすい金属ですから、避けたほうがいいでしょう。
実際、歯科金属による金属アレルギーのトラブルは、銀歯に含まれるパラジウムによるものであることが、最近問題になっています。
絶対に金属アレルギーを避けたい方は、タンタルまたはハフニウムを
更に、金やプラチナよりも金属アレルギーを起こさない金属があって、
- チタン
- ジルコニウム
- ニオブ
- ハフニウム
そして、まったく金属アレルギーの心配がない金属として
- タンタル
と並びます。
タンタル、ハフニウム、ニオブ、ジルコニウム、チタンは、バルブメタルと呼ばれる金属群です。これらのバルブメタル群は人工骨やインプラント、人工心臓のパーツなど、医療用途ではよく知られた、人体との適合性が高い金属です。
指輪は外せばいいけれど、人工骨はアレルギーが発症するようになったからといって、後から簡単に外すことはできませんから、これらバルブメタルが選ばれている訳です。
バルブメタルの中でも、特にタンタルは最強の酸である王水にさえ溶けないほどイオン化しにくいので、タンタル製品を使って金属アレルギーが発症した例は、いまのところ皆無と言われています。(そういえば、ターミネーターの骨格がタンタルで出来ていて、濃硫酸でも熔けない逸話が描かれていましたが、それほどに腐食に強い金属なのです。)
金属アレルギーの心配がないのが、タンタル・ハフニウム・ニオブ・ジルコニウム・チタンの5種類。
そして、金属アレルギーの心配が少ないのが、イリジウム・金・プラチナの3種類、ということになります。
コスト度外視で考えてみる。究極を求めて
金属アレルギー対応の金属素材としては、チタンが有名ですね。人工骨や歯科用インプラントの素材として、チタンの安全性はよく知られています。
わたしのレアメタル素材の研究も、最初はチタンから始まりました。
そして、より美しい素材を求めてジルコニウム、ニオブ。宝飾品としてずっと愛でられるものをと考えた時に、コスト度外視で究極を求めた結果、たどり着いたのがタンタルとハフニウムでした。
金属アレルギーに悩んでいる方はぜひ、ここで特に「タンタル」と「ハフニウム」は覚えておいてほしいと思います。この2種類の金属は金属アレルギーの心配がないだけでなく、強度、見た目、錆びない、変色しない、基本的にメンテナンス不要など、指輪の素材としてトータルに優秀だからです。
逆に、「パラジウム」、「ニッケル」、「クロム」には気をつけてください。これらが含まれている宝飾品は世の中に結構多く見つかります。パラジウムは、プラチナジュエリーの多くに含まれているので、購入の前にパラジウムが含まれていないかどうか確認したほうがいいです。
また、医療用として使われているサージカルステンレスはSUS316Lという合金で、鉄とクロムとニッケル、そしてモリブデンの合金です。
サージカルステンレスはステンレスの中でも、モリブデンを添加して耐食性を上げた合金なので、「金属アレルギー対応」と謳われているサージカルステンレス製品が世の中にたくさんあります。ですが、組成を見れば金属アレルギーの元凶ともいえるニッケル、クロムが多く含まれている合金です。過敏な方は反応が出るので、気をつけたほうがいいです。
医療用器具として、ほんの一時だけ触れるぐらいなら影響はないかもしれませんが、人工骨のように半永久的に体に埋め込むような部材には、サージカルステンレスが使われる事はまずありえません。
それでは、金属アレルギーを避けたい方におすすめの、究極の2つの金属素材、「タンタル」と「ハフニウム」について、紹介したいと思います。
金属アレルギーが完全に出ないタンタル
タンタルというのは、こんな見た目の黒い輝きが特徴の金属です。
一方で、硬くて溶かすこともできず、加工する者にとっては非常にやっかいな素材でもあります。
特に機械加工が難しく、切削工具はすぐに摩耗してしまい、思い通りのかたちに加工するために非常に手間がかかります。プラチナの2.5倍の硬さを持ち、粘りもあるので削るのが大変です。
また、融点が2996℃と非常に高く鋳造が困難な材料でもあるため、指輪のようなかたちは、大きなタンタルの塊から削り出しで作らなければいけません。
だけれども、丹念に仕上げて磨き上げたタンタルの黒い輝きは、他に並ぶものが無いほど美しく、
削るのが困難なほど硬いということは、出来上がってしまえば頑丈でメンテナンスいらず、ということでもあるので、研究開発と試行錯誤を繰り返し、思い通りのデザインを形づくれるようになってきました。
★タンタルの指輪が人気の3つの理由
- 金属アレルギーが100%心配ありません
- 変色無し、強くて丈夫、だからメンテナンスフリー
- 見た目のかっこよさ、重厚感、存在感。だから金属アレルギーに関係なくても人気です。
金属アレルギーの心配がない上に、プラチナに近い見た目のハフニウム
一方、ハフニウムは、このように白い輝きが特徴の金属です。
ハフニウムも、融点が2233℃と高く鋳造が困難な金属であり、指輪に加工する際は、大きな塊から削り出して制作します。また、硬度もプラチナの3倍近くあります。
ハフニウムの開発の難しさは、その材料原価の高さと入手の困難性です。そこで考案したのが1つのハフニウム材料の塊から2つのリングを入れ子状に切り分け、それぞれを鍛造してペアリングに仕上げる方法です。
こんなふうに切り分けて、外側が男性リングに、内側が女性リングになります。
こうすることによって、美しく希少なハフニウムが、価格も抑えられ、かつ作り出される過程も、なんだか幸せなペアリングにできるようになりました。
ハフニウムの指輪は2011年に世界で初めて実現し、2014年にこの制作法を開発以来、大人気になりました。
★ハフニウムの指輪が人気の4つの理由
- 金属アレルギーの報告はこれまで1件もありません。
- 変色無し、強くて丈夫、だからメンテナンスフリー
- 白い銀色の輝き、目立ちすぎることがありません。
- ダイヤモンドと組み合わせて、華やかな印象に
口コミから始まって、テレビや日経新聞にも取材いただいて大人気に!
はじめは、ブログと口コミで人気が広がったタンタルの指輪とハフニウムの指輪でしたが、日経新聞に取材いただいたり、テレビ番組にも取り挙げていただくようになりました。
他にも宝飾業界誌や、世界の結婚指輪500選(『500 WEDDING RINGS』)などたくさんのメディアに取り挙げていただいて、今では年間200組以上の制作をお受けする大人気になりました。
18年の実績。デザインも自由自在です。
「素材のことは分かったけれど、自分の気に入ったデザインにするのは難しいのでは?」
そんな声が聞こえてきそうですが、心配いりません。
TOKYO DIAMONDでは、オーダーメイドで、あなたの理想を100%叶える制作方法をとっています。
タンタル、イリジウム、ハフニウム、ジルコニウムといったレアメタル素材を造形することに、かれこれ18年。
硬くて加工が難しい素材ですが、お客さまのご要望をお聞きし叶えながら、できることをどんどん増やしてきました。
ですので、「こんなデザインできるかな?」とお客さまがお持ち込みになられた相談によって、今のTOKYO DIAMONDの豊富なデザインのバリエーションが出来ています。
ほとんどどんなデザインも自由自在です。ぜひご相談ください。
お打ち合わせでは、お二人のことをお聞かせください。
そのイメージとアイデアをもとに、わたしがその場でデザインを描きます。
デザイナーであるわたしが、制作者でもあるからこそできる、イメージが即座に形になる感動をご体験ください。
「オーダーメードなんて、ちょっと敷居が高いな・・・」
「そこまでやってもらったら、買わなくちゃいけないのかな・・・」
という心配もあると思いますが、ご安心ください。
実際の本制作の前には、試作の指輪の制作を無料で行いますので、着け心地や嵌めた時の見映えなども、あらかじめご確認いただけます。
また何よりも、イメージしたものを形にするという体験を、ぜひあなたに味わっていただき、その楽しさや感動に心動かしてほしいと願っています。
金属アレルギーの方におすすめの素材【8選】を、手に取ってご覧ください。
金属アレルギーの心配がない5種類
- タンタル
- ハフニウム
- ニオブ
- ジルコニウム
- チタン
金属アレルギーの心配が非常に少ない3種類
- イリジウム
- 金(22金イエローゴールド)
- プラチナ(イリジウム割プラチナ)
という合計8種類の金属をご用意いたしております。
金属アレルギーに配慮して、これだけのバリエーションを用意しているところは、他のどこにも無いです。
また、金属の種類によって、輝き方や色味、手触りなども違いますから、お打ち合わせで、これらの希少金属を実際に見て、触れることは、とても楽しい非日常の体験だと、おっしゃられる方は多いです。
特殊な鍛造技術でサイズ直し可能。一生大事にできます。
金属アレルギーの心配がない特殊な金属素材ですが、サイズ直しが可能なのか?
気になるところではないかと思います。
せっかく作ったのに、将来、指のサイズが変わってしまって、お気に入りの指輪が着けられなくなってしまっては、とても残念です。
サイズ直しが可能かどうかは、素材とデザインによります。
まず素材についていうと、タンタル、ハフニウム、ニオブ、ジルコニウム、チタンはすべて適度な粘りがあり、サイズを大きくすることも、小さくすることも、どちらも可能です。デザインにもよりますが3号ぐらいは調節できます。金、プラチナもサイズ調整可能です。
逆に、イリジウムは、非常に硬いので、サイズ調整は削って大きくすることしか出来ません。小さくするには、別の素材を内側に接合するなど困難な作業になります。
そして、デザインについていうと、基本的に出っ張りや石留め、複雑な加工を施していないシンプルなデザインであれば、サイズ直しが可能です。
サイズ直しは永年保証でさせていただいております(サイズ直しが困難な特殊な場合は除きます)。
また、本制作の前には、同じかたち・同じサイズの試作(無償)をお作りしていますので、あらかじめサイズや着け心地をお確かめいただいております。
タンタルやハフニウムならメンテナンスフリー・ストレスフリー
結婚指輪は、20年、30年、40年と永く身に着け続けるものです。
ですから、メンテナンスの事も考えなければなりません。
結婚指輪のメンテナンスというと、大きく2つがあります。それは汚れのクリーニングと、長年の使用でついたキズの磨き直しです。
汚れのクリーニングは、家庭用の中性洗剤(商品名:マジックリン、など)を熱湯に溶かして、リングを浸せば、ほとんどの汚れは落ちてしまいます。
もちろん、タンタル、ハフニウム、ニオブ、ジルコニウム、チタンは、すべて中性洗剤に浸しても全く問題ありません。もちろん金やプラチナ、イリジウムも中性洗剤に浸しても問題ありません。
長年の使用でついたキズの磨き直しは、金属用の研磨材(商品名:ピカール、など)を使えば、きれいな鏡面がよみがえります。
また、タンタル、ハフニウムは、シンプルなデザインを選べば、汚れは着けたままお風呂に入るだけで、ほとんど全て落ちて清潔に保たれるだけでなく、プラチナに比べて約2.5~3倍の硬度があるので、キズがつきづらく、ずっとメンテナンスなしで身に着け続けられます。
このメンテナンスフリー、そして安全で指輪のことを気にかけなくていいストレスフリーは、仕事中も指輪をつけたい男性にも人気です。
あなたの理想を100%叶えます。
私が、この指輪のオーダーメイドサービスをはじめて、ずっと変わらずこだわり抜いてきたことがあります。
それは、
「あなたの理想を100%叶えます。」
という姿勢です。
これは、指輪づくりだけでなく、お届けの仕方、情報のご提供の仕方、想いの汲み取り方など、すべてに渡って、自信を持って言えることです。
もちろん、金属素材の中にはクセの強いものもあり、思い通りに言うことを聞いてくれないものもありますので、時として思い通りにいかないものもありますが、あなたの理想と金属素材独特の性質、この両方を最も良いかたちで指輪として実現させるのが、私のこだわりであり、最高の喜びでもあります。
その為に、18年に渡る研究開発と探求を続けてきました。
そして、ほとんどの造形は、自由自在になりました。
とはいえ、全くのゼロから、好きなデザインをするとなると、どうしていいか困る方もいらっしゃると思います。
そんな方には、私がこれまで、お作りしてきたデザインの数々を、こちらの作品集でご覧いただけますので、参考にしてみてください。
→ <作品集>
幅を細くする、仕上げを変える、金属素材を別のものに置き換える、などアレンジが選べますし、アレンジ一つで、ぴったりの指輪が出来上がるかもしれません。
以上、化学的な裏付けから、タンタルやハフニウムが金属アレルギーを起こさなくて、指輪の素材に最適であるというお話をさせていただきました。
タンタル製品を使って金属アレルギーが発症した例は、宝飾品だけでなく医療分野の情報を集めても、一切ありません。
100%安心という金属は、他にはありませんので、金属アレルギーで、どの金属にしたらいいのか迷ったら、タンタルを選ぶことをおすすめいたします。
タンタルの特徴と、その特徴を活かしたデザインはこちらに詳しくまとめました。
→ タンタルの結婚指輪のデザイン21選
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金属アレルギーにならない結婚指輪
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*現在、たくさんのご注文をいただいておりますので(2023年11月時点で36ペアを同時進行で制作しております)、納期はご注文から約4ヶ月をいただいております。試作をお作りする場合は、更に3週間がかかることになりますので、ご注文・お問い合わせはお早めにお願いいたします。
*土曜日・日曜日・祝日は、予約枠が埋まりやすいので、お早めにご連絡ください。
このコラムの執筆者
<参考論文・参考文献>
生体内環境における金属材料とその表面改質
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcorr1991/47/12/47_12_750/_pdf
生体材料の腐食と毒性
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kogyobutsurikagaku/64/4/64_262/_pdf/-char/ja
金属による接触皮膚炎と全身型金属アレルギーについて-ラジオNIKKEI
https://www.radionikkei.jp/maruho_hifuka/a/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-101118.pdf
金属系バイオマテリアルのやさしい解説
https://www.tokushuko.or.jp/publication/magazine/pdf/2019/magazine1909.pdf
生体用金属材料の細胞培養環境中での腐食挙動の解析
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcorr/59/8/59_8_278/_pdf/-char/ja
医学および歯学の分野における金属材料の進歩
https://www.jstage.jst.go.jp/article/materia1962/23/4/23_4_238/_pdf
金属系バイオマテリアルの基礎と応用.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003054086-00
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