廣瀬 一京(ひろせ いっけい)

金属アレルギーと金属素材の研究を続けて17年。

金属アレルギーに悩んでいた当時の彼女(今は妻です^^)のために、金属アレルギーにならない指輪を開発したところから、金属アレルギー専門の指輪工房、TOKYO DIAMONDを立ち上げました。

筑波大学で現代美術を専攻していた時代からずっと、科学とデザインを組み合わせた領域での表現活動を続けています。

テレビや新聞などのマスメディア出演ほか、宝飾業界誌でもコラムを執筆しています。

仕事が好き!作ることが大好き!
自分の頭で考え、自分の手を動かして試行錯誤し、作り上げることが大好きです。

東京ダイヤモンド株式会社 代表取締役



【経歴】
  • 1981年:5月1日、岐阜県瑞穂市に生まれました。
  • 1999年:18歳・高校生の冬、インドへ一人旅に。生死をさまよう旅をしました。
  • 1999年:筑波大学芸術専門学群入学 総合造形専攻
  • 1999年:再びインドへ。ガンジス川河畔にてヨーガ行者と共同生活を送る。クンバ・メーラー参加。
  • 2003年:地球一周へ。アジア・中東・ヨーロッパ・アメリカ大陸の24カ国、81都市を陸路と海路で巡る。
  • 2004年:アートパフォーマンス『GEO-METRY』公開。
  • 2005年:筑波大学卒業
  • 2005年:個展『マルテンサイト』開催。at LABOS gallery
  • 2007年:企画展『地下の科学者たち』開催。at LABOS gallery
  • 2010年:東京・代官山に工房を構える
  • 2010年:イリジウムの指輪を新開発・発表
  • 2011年:ハフニウムの指輪を新開発・発表
  • 2012年:バナジウムの指輪を新開発・発表        
  • 2012年:ディアナサンダイヤモンド東京正規代理店に
  • 2013年:法人化。東京ダイヤモンド株式会社設立
  • 2014年:ルテニウムの指輪を新開発・発表
  • 2014年:ロシア・サハ共和国のダイヤモンド鉱山へ。アルロサ社を訪問
  • 2016年:レニウムの指輪を新開発・発表
  • 2019年:工房を代官山から恵比寿西に移転
  • 2024年:玉川大学 芸術学部アート・デザイン学科 非常勤講師に


TOKYO DIAMOND

TOKYO DIAMONDは、廣瀬一京が日本から世界に誇れるジュエリーを発信するために、立ち上げたブランドです。

ブランドシンボルは、日本古来の紋様や象徴図形を重ね合わせて、デザインしています。

バックパッカーで世界を巡っていた10代の頃から、世界の中で自分の仕事をどのように位置付けるか?そんなことを考え続けてきました。

日本には産出する鉱物資源がほとんどありません。しかし逆に、あらゆる最高の材料が望めば手に入る恵まれた環境でもあります。

この現代の、この日本という場所だからこそできる仕事。それこそが歴史の一部を作る仕事になるのではと考えました。

ハフニウムの指輪、イリジウムの指輪、ルテニウムの指輪、レニウムの指輪、ロジウムの指輪は、いずれもTOKYO DIAMONDが世界で初めて実現したものたちです。他にもタンタルの鍛造技術、タンタルの接合技術、ハフニウムの鍛造技術、その他たくさんのイノベーションを積み上げています。

レアメタルで指輪を作るという一点において、広さ深さともに世界に誇れる最高のオーダーメイドを提供いたします。



形あるものは最高の素材で末永く、たくさん情報量はWEBで。

オーダーメイドスタイルにこだわるのは、お客さまおひとりおひとりに向き合うためということも当然ですが、必要以上に作りすぎないこと、大好きなものづくりを未来永劫続けてゆくための規律です。

大量生産・大量消費には反対します。地球を緑が溢れる平和な世界にしたいですし、少なくとも破壊したくないです。過剰包装・大量印刷にも反対します。

形あるものは最高の素材で末永く、たくさん情報量はWEBで。

子供たち、将来の孫たちに、気持ちよくバトンを渡せる企業文化を作りたいと思っています。



得意なことは

デザインのスキルとしては、シンプルなデザインをほんのわずかなニュアンスの違いで美しく、ご注文者様に似合うように作ることが得意です。

また、技術職を6年務めた後、経営コンサルタントを5年間経験しているので(自慢ですが、売れっ子でした^^)、要点を捉えることや、アイデアの立案、具体的なアクションプランを立てるのも得意です。WEB上で文章を書いたり、メールで丁寧にやり取りをすることも得意です。(得意というより好きと言った方がいいかもしれません。)



海が好き、釣りが好き、激流の荒磯が好き。

私の好きな釣りについて、自己紹介をする際に、これを抜きには語れないので書いておきたいと思います。

清流・長良川のほとりで生まれ育ち、物心ついた時から釣竿を握っていたように思います。バックパッカー時代は釣竿一本を持って世界中を旅しましたし、会社勤めの頃は釣りバカ日誌のような生活をしていました。最近では釣りのテレビ番組に出演したりもしました。

中でも好きなのは、激流の荒磯でのトップウォータールアーの釣りです。準備を万全に整え、何度も何度も頭の中でシミュレーションを繰り返し、絶好のタイミングで磯の上に立つ。思い通りのコースを泳がせてきたルアーに水面を炸裂させて飛び出す巨大魚の美しさ、荒々しさ。最高の瞬間です。

TOKYO DIAMONDのジュエリー制作技術は、釣りやマリンスポーツの世界からインスピレーションを得たものも多いです。海や水辺に関係したデザインも多いです。

ものづくりの基準も、フィールドで簡単には壊れないレベルのものでありたいと思っています。一見はかなく見えるジュエリーでありながらも、実際は素材や作り方がしっかりしていて簡単にはダメにならない、日常生活でラフに扱ってもずっと美しいまま。そんな設計を目指しています。



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