18金を溶かしてリメイク!自宅でできる金のジュエリーワークショップ

昔購入したジュエリーや、形見の宝飾品、壊れてしまった宝飾品など

自宅に眠るゴールド製品を、お金をほとんどかけないで、

家で簡単に熔かして、もう一度お気に入りのジュエリーに作り直すことができる


としたら、興味があるでしょうか?

TOKYO DIAMONDでは、金を熔かしてジュエリーを作る、金細工術の知識と技術、道具の揃え方をすべてお教えする『金のジュエリーワークショップ』を開講していました。

大人気の企画だったのですが、オーダーメイドのご依頼のほうが立て込んでしまい、ワークショップは長らく開講できないでいるのが現状です。しかし、もう一度やってほしい、教えてほしい、というご希望を今でも時々いただきます。

そこで、このコラムで、『金のジュエリーワークショップ』の動画を公開して、自宅でも金を熔かして、思い通りのジュエリーを作りたい方のためにお役立ていただければと思います。

動画はすべて無料で公開します。道具立てのリストや動画を補足したテキスト、その他レシピ、質問受付(質問回答の履歴も閲覧可)などは、Noteのほうに有償でまとめています。動画だけでも、十分に再現できるように作っていますが、より詳しく学びたい方は、そちらもお役立てください。


この金細工術では、家に眠っているゴールドがこんな風に生まれ変わります。

もともと持っていた、お気に入りのシルバーリングに、金を流して磨き上げ、いぶし銀の仕上げをすると、虎の柄の渋いリングになりました。


壊れたホワイトゴールドのペンダントヘッドは、熔かしてシンプルなチョーカーになりました。「色々なヘッドを通して通して楽しめる!」と喜んでおられました。


18金ゴールドの切れ端(約4グラム)からは、ターコイズと組み合わせてチョーカーに。シンプルなカタチでも素材が18金だと色合わせが美しいです。


小さなこま切れの18金ゴールドの切れ端(約1グラム)も、集めて熔かすと、かわいいリングができます。


切れたチェーン(約4グラム)は、一粒パールのリングに。この方は余った材料で、他にもお揃いのピアスも作っていました。


いらないボールチェーンも熔かして、重ね付けがかわいい、細身のリングに生まれ変わりました。


4つのスキルを動画にまとめました。

金を熔かして、お気に入りのジュエリーを作るには、絶対に必要な「4つのスキル」があります。

この4つのスキルを極めれば、古びたジュエリーをふたたび価値のあるジュエリーに作りかえて再生することは、それほど難しいことではないです。

必要な4つのスキルとは?

【1】貴金属の目利き力
【2】金を熔かす熔解技術
【3】金を延ばして思い通りのかたちにする造形術
【4】金のジュエリーの仕上げ術

それぞれ、動画にしていますので、どうぞご覧ください。


1.貴金属の目利き・分析


2.金を熔かす熔解技術


3.金を延ばして思い通りのかたちにする造形術


4.金のジュエリーの仕上げ術


付録:熔かしてリメイクする18金リング


他、自分でリメイクするのではなく、18金の古い指輪やチェーンなどをお持ち込みになってリメイクを依頼したい方は、お問い合わせください。



このコラムの執筆者


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