木目金(もくめがね)とジルコニウムの指輪
ジルコニウムの美しい発色の指輪を作って欲しい。
というご希望をいただきまして、お作りした結婚指輪です。
リング外周にはホワイトゴールドとイエローゴールドの木目金(もくめがね)を、リング内周にはジルコニウムを用いて、青色の発色を施しました。
木目金(もくめがね)は、江戸時代の刀匠が、刀の鍔などの装飾に用いていた伝統技法。
種類の異なる金属を積層して鍛接(たんせつ)し、削り出して模様を浮かび上がらせます。ひとつひとつ、手間をかけて模様を削り出すので、二度と同じ模様になることはありません。
江戸時代当時は、銀と銅や赤銅(しゃくどう)などの組み合わせで使られていましたが、現代の技術を使って、高級素材である14Kホワイトゴールドと22Kイエローゴールドを用い、拡散接合で積層し、削り出して、贅沢なペアリングに仕上げました。
ほかのどこにもない、たったひとつのストーリーが込められたペアリングです。
✩お客さまのコメント
「夜遅くて本日受け取りましたので。(^O^)大切にしますね。」
外:WG×YG木目金・内:ジルコニウムリング
ペアで335,000円(税・送料込)
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木目金(もくめがね)の作り方はブログのほうで詳しく話しています。
→ http://ameblo.jp/ringology/theme-10063465378.htmlh
タグ:発色
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